立山砂防防災遺産シンポジウム

開催趣旨

富山県は、日本イコモス国内委員会によって「日本の20世紀遺産20選」に選定された立山砂防の歴史的砂防施設群の世界遺産登録を、関係機関や民間団体等と連携協力しながら目指しています。

このシンポジウムでは、世界遺産に関わる国内外の有識者による世界遺産登録の動向や立山砂防の文化的価値と登録の意義、さらに今後求められる取組みについて講演やパネルディスカッションをとおし、立山砂防の顕著な普遍的価値を広く発信します。

プログラム

講演 「日本の世界遺産の動向 〜資産形成と推薦へのアプローチ〜」
下田 一太氏(筑波大学大学院准教授)
報告 「富山県の立山砂防の世界文化遺産登録に向けた取組み」
パネル
ディスカッション
【コーディネーター】
西村 幸夫氏(日本イコモス国内委員会顧問)

【パネリスト】
松浦 晃一郎氏(第8代ユネスコ事務局長)
下田 一太氏(筑波大学大学院准教授)
呂 舟氏(清華大学 国家遺産センター長)
姜 東辰氏(慶星大学校教授)

主催/富山県世界遺産登録推進事業実行委員会
〈事務局〉富山県地方創生局観光振興室世界遺産・ふるさと教育推進課、土木部砂防課、教育委員会生涯学習・文化財室

※ 本シンポジウムはCPD認定申請を予定しています。

お申し込み

参加無料募集定員500名

申込み締切募集は終了しました。


※ 会場参加=応募多数の場合は抽選とし、参加者には聴講券を郵送します。
※ 本シンポジウムは、生配信いたします。オンライン参加=参加者にはLIVE配信先URLをメールにてお送りします。
※ 個人情報は、本シンポジウムの運営およびCPDの認定のみに使用いたします。
※ 新型コロナウイルス感染症の感染拡大の状況により、開催の中止またはプログラムの変更等を行う可能性がありますので、予めご了承ください。

出演者プロフィール

西村幸夫

コーディネーター

日本イコモス国内委員会顧問

西村 幸夫

1996年 東京大学工学部都市工学科教授

2011年 同大学副学長

2013年 同大学先端科学技術研究センター所長

2016年 同大学大学院工学系研究科教授

2018年 同大学名誉教授、神戸芸術工科大学教授

2020年 國學院大學新学部設置準備室長

2022年 同大学観光まちづくり学部学部長

専門は都市計画、都市保全計画など。国土交通省国土審議会委員、文化庁参与、同文化審議会委員、同文化審議会世界文化遺産特別委員会委員長などを歴任。

松浦 晃一郎

パネリスト

第8代ユネスコ事務局長

松浦 晃一郎

1959年 外務省入省 経済協力局長、北米局長、外務審議官等を歴任

1994年 駐仏大使

1998年 世界遺産委員会議長

1999年~2009年 ユネスコ事務局長

現在  一般社団法人アフリカ協会 会長
    明日の京都 文化遺産プラットフォーム 会長
    株式会社パソナグループ 特別顧問

下田 一太

パネリスト

筑波大学、芸術系(世界遺産学学位プログラム)、准教授

下田 一太

2007年-2013年 日本国政府アンコール遺跡救済チーム(カンボジア)長期派遣専門家

2013年-2016年 筑波大学芸術系助教

2016年-2019年 文化庁記念物課世界文化遺産室文化財調査官

2019年より現職

専門は東南アジアの古代都市・建築史、歴史的建造物の保存工学

呂 舟

パネリスト

清華大学 国家遺産センター長

呂 舟

中国清華大学国家遺産センター長、中国文化遺産保存センターの創始者。イコモスの専門家として多くの世界遺産の保護に携わり「ユネスコアジア太平洋文化遺産保全賞」や中国文化財保護プロジェクトに係る最高栄誉賞を獲得している。

西川 英佑

パネリスト

慶星大学校教授

姜 東辰

ソウル大学校環境大学院卒、工学博士。専門は歴史環境保全・都市設計。韓国イコモス委員。文化財庁文化財委員(2019.5〜近代遺産分科、〜2019.4世界遺産分科)を務める等、多くの韓国の世界遺産登録の作業に携わる。

交通のご案内

会場

富山国際会議場メインホール 富山県富山市大手町1-2

公共交通機関での来場をお勧めします。駐車場は周辺の有料駐車場をご利用ください。

アクセス

■富山駅から城址大通りを南へ徒歩約15分

■富山駅から富山地鉄バス「城址公園前」下車徒歩約3分

■富山駅から市内電車(環状線「国際会議場前」)下車。

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